名優・柴田秀勝さんが語る“声優道”第2回では声優学校や養成所に入る前に必要なコトを語っていただきます。
しばたひでかつ……3月25日生まれ。青二プロダクション所属。主な出演作はアニメ『マジンガーZ』あしゅら男爵、『NARUTO-ナルト-』の3代目火影ほか多数。テレビ『水戸黄門』ナレーション。ドキュメンタリー映画のナレーションで文部大臣賞、通商産業大臣賞受賞。
柴田秀勝公式サイト『カクタス』
RME公式サイト
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あなたはもっていますか? 何かをつかもうとする気持ち
声優になるために、声優の専門学校や養成所へ通う方はたくさんいらっしゃいますが、卒業すれば誰しもがプロになれるというものではありません。声優スクールや養成所はあくまでも演技のレッスンをするためのヒントを得たり、アドバイスを求めに行くところです。そこで優秀な成績を残した人だけが、プロへの「第一歩」を踏み出すことができるのです。ではその第一歩を踏み出すためにはどうすればいいのでしょうか? それは前にもお話したとおり、声優スクールや養成所に入る前にきちんとした心構えと、トレーニングを積んでおくことです。それではその具体的な内容とは……。「柴田が来たらあれもこれも聞いてやろう」という心構え

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俳優であるということの意識を常にもち続ける
それからもう一つ。今日から「俺は声優だ」「私は声優だ」というイメージをもって生活してください。よく仲間と「役者の成功とは何だろう」という話をしますが、結論は感性があるか?ということになります。想像力を豊かにして俳優としての感性を磨かなければなりません。感性はその人の努力によって、差こそあれ育て、育むことができるものです。たとえば田中さんだったら「私は俳優・田中だ」で、エレベーターのボタンを押す、飯を食う。俳優であるということの意識を常にもち続けることなのです。こうした意識のアンテナを張ることで、日常生活の中で体験したことや小説を読んで感じたことを、人間のもつ五感にしっかりと記憶させることなのです。これを「五感の記憶」と云い、「役者の引き出し」になるのです。俳優を志す者にとっては日常生活で見る・聞く全てが修行と考えてください。将来あなたが「好み」で集めた「引き出し」から引き出して演じるとき、それはあなたしかもっていない個性に生まれ変わっているでしょう。リズムを体で覚えるためのトレーニングが身近にたくさん

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演じることが好きかどうか診断する簡単なトレーニング法
たくさんのトレーニング法を紹介してきましたが、最後に一つ、これだけは必ず挑戦してください。新聞のコラムのようなものを、毎日目読ではなくて声に出して、音読するのです。それが声優のトレーニング。大事なのは、音読を通して本当に演じることが好きなのか、それとも声優に憧れているだけなのか、気づくことです。毎日音読できたら、それは演じることが好きなのだから、胸を張って学校や養成所を受験してごらんなさい。第2回 声優になるには①~声優学校や養成所に入る前に必要な“役者の仕入れ”~
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